看護師しか知らない自分を捨てた私が思う「今ならいい看護師になれる」わけ

 

はろー!カサイチカ(@chi___z)です。

 

わたしは高校受験するときに看護師になる道を選びました。

 

公立高校のなかにある看護科クラスを受験したのです。

 

 

そこからわたしの人生は看護師になるためのものになって、

 

看護師であることになった。

 

 

終止符を打ったのは26歳の夏。

 

ついに看護師しか知らない無様な自分を捨てて飛び出した。

 

 

看護師に戻りたい。人生の重みを知って今おもう。

 

旅に出ることなく看護師を続けていても、

オーストラリアに行く前に看護師に戻っても、

 

わたしは良い看護師にはなれなかった。

 

そして今なら良い看護師になれるんじゃないかな…と自分に少しだけ期待している。

 

看護師しか知らない自分は、自分の人生も他人の人生もふかく考えたことがなかったから。

 

旅をして、いろんな日本人、いろんな異国の人と会って人生の重みを、30歳を目の前にはじめて知った。

 

 

 

 

「看護師に戻りたい」

 

素直にそう思ったのは最近じゃない。

ニュージーランドでの生活を終えて日本に帰国したとき、短期間だけど仕事をした。

 

 

看護師という免許をつかったけど、しごとは高齢者に運動を教えるだけのもので

全く看護師らしいことはしてなかった。

 

加えて上司は会社の金を隠れて使っていたし、同僚に医療の話しをできる人はいなかった。

 

 

軽いバイト感覚で働いたけど、気持ちは焦っていた。

 

循環器の病院で働いた5年の経験、知識、技術はすこしでも残ってくれているのだろうか。

 

もう一回、循環器の看護師として働きたいとばかり思っていた。

 

 

運動を教えるだけの仕事に対して仕事の価値を感じられなかった。

 

まだ結婚してなかったミロクさんに大声で泣きながら訴えたこともある。

 

オーストラリアに行く直前でさえ「私は看護師に戻りたいからオーストラリアには行かない」と言って困らせた。

 

 

結局は看護師に戻らないで旅することを選んだけど

だからこそ「いい看護師になれるんじゃないかな」と感じている。

 

 

人生について考えた旅せいかつ

 

20歳で正看護師として働いた。

 

あまりにも幼かったと思う。

 

働くことの意味を理解していなかったし、患者の命どうのこうのよりも、自分の毎日が必死すぎた。

 

いかに怒られないか、いかにミスしないか、何が重要で、何が責任なのか。

 

 

わたしが働いていた病院の患者はほとんどが高齢者で、長い人生を歩んできた人たちばかりだ。

 

でも私がみていたのはその人の人生じゃなくて

その人のカルテ。

 

データ。

 

目の前だけの患者だった。

 

その人がどんな人生を歩んできたかなんて考えて接したことなんてない。

 

どんな気持ちで入院しているのかゆっくり寄り添えた時間なんてなかった。

 

 

旅をして呪文のように毎日おもっていたのは

「人生って何があるかわからない。だから楽しい」

 

知らない人からの好意だけで生活していた日本一周は、自分の人生を豊かにしたと思う。

 

 

オーストラリアで生活をして、いきなり結婚したことはわたしの人生でおどろきTOP5には入る。

 

 

そんな想像もしてなかった人生を歩み始めて気づいたのが

 

「患者は患者として生きてるんじゃない。

長い人生を送って、ときには想像もしていなかった出来事を乗り越えて

病気というイベントのために病院に泊まっているだけだ。」

 

それに気づいた今なら患者に寄り添った看護ができると、ちょっとだけ自分に期待している。

 

看護師以外の仕事で働くことを学んだ

 

看護師というサラリーマンを辞めて、もちろん収入はない。

 

ニュージーランド、オーストラリアではレストランや農家のバイトをした。

 

農家のバイトは歩合制だったので、努力した結果がダイレクトでお金で返ってくる楽しさを知った。

 

ほかにもお金をつくる方法を勉強した。

 

もちろんこのブログもそう。

 

 

看護師として働いていたときは

「こんなに仕事してるのに、給料これだけ!?」

 

そんな風に思っていたけど

今なら「違う方法でも稼ごう」そう思えるようになった。

 

逆を言えば、看護師はお給料のためだけに働けるような仕事じゃない。

 

安定した職だからと看護師を選ぶひとには厳しいセカイだ。

 

 

それに気づいたから、給料が安くても看護師をしたいと思えた。

 

いつか看護師にもどる

 

いつかはわからないけど、いつか看護師に戻りたい。

 

自分がどうやって看護師として成長できるか挑戦したい。

 

 

平成最後の年、わたしは30歳になる。

 

看護師の道を歩みはじめて、人生の半分が過ぎようとしている。

 

ここまで長く寄り添っているものは少ないし、3年以上も離れているのに心の隅で熱意を燃やし続けているものも多くない。

 

甘くない看護師というセカイに、泥臭く飛び込んでやろうと将来のことを考えてワクワクしている。

 

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